アメリカから、女性お一人様のゲストがみえました。
お一人様でのご予約をいただくのは、初めてでした。
どんなストーリーで高山に来られるのか、伺う事ができればいいな、と思っていました。
経験は少ないですが、私も一人旅は好きなので。
駅にお迎えに伺うのが夕方の6時過ぎでしたので、
「もしよければ・・・」と夕食にお誘いして、そして、一緒に出掛けることになりました。
この日は日曜日で定休日のレストランが多く、なかなか入れるレストランを見つけられませんでしたが、
初めて入ってみたこの居酒屋は、少しお年寄りのオーナーご夫妻がとても優しく、
予約なしでも快く受け入れてくれ、無事に楽しむ事ができました。
ビールと、焼き鳥など居酒屋メニューを楽しみながら、高山に来てくださった経緯を伺ってみました。
そしたら、すごかった!
彼女の息子さんは愛知県の大学で日本語を勉強しているそうで、
息子さんに会いに、初めての日本に来られたそうです。
息子さんの住む街や、日本の色々な街に一人で旅する計画を立てていたそうです。
そして、彼女には、彼女が大学の時からの友人がポルトガルにお住まいなんだそうですが、
このタイミングで偶然にもその友達が日本へ、そして高山へ旅行に来ると知ったそうで、
ならば高山で落ち合おう、と言うことになり、宿は別になってしまいましたが、
私の所へ予約をしてくださり、彼女たちは高山で再会することになったそうです。
すごい!
まず、学生時代からの友達、しかも別の国にお住まいですが、ずっと仲良く続いている。
お互い違う国に住んでいて、偶然にも同じタイミングで日本に来るのを、後になって話しをしたときに知ることになるなんて。
きっと、お二人は堅い絆で結ばれていて、素晴らしい「縁」をお持ちなんでしょうね。
このお友達との事、ご家族の事、彼女の国アメリカの事、色々なお話しを聞かせていただきました。
興味深い話しも多く聞かせていただくことが出来、とても楽しかったです。
2泊された二日目の夜に、そのお友達家族と合流して、その後1週間程一緒に旅行をし別れると伺いました。
来られた時は連休中でしたので、せっかくの再会の日に、レストランを探す時間を取られてはもったいないし、飛騨牛にトライしてみたい、とのリクエストもありましたので、
近くの人気のレストランに、ご予約をさせていただきました。
後に伺いましたが、とても喜んでいただけたようです(よかった・・・)。
最終日には、彼女は朝食後に宮川朝市でお友達家族と待ち合わせをして散策し、彼らは午後には一緒に高山を発ち次の目的地へ行かれました。
荷物を取りに戻られた時、お友達家族もご一緒で挨拶をさせていただきました。
お別れの挨拶をした後、歩いて行かれる後ろ姿を、彼らが角を曲がって見えなくなるまで拝見しておりましたが、
とても楽しそうで、家族ぐるみで本当に仲がよくて、そして楽しんでみえるんだなと想像でき、
羨ましく思いながら、私は部屋に戻りました。
もちろん私にも旧友はいますが、お互いの生活環境の違いなどから、なかなか会うことは難しく、
もうずっと会えていないままです。
でもこれって、言い訳かもしれませんね。
本当に会おうと思えば、計画を練ってお互いの都合のいい日に都合のいい場所で会うことも出来るかも知れません。
ちょっと旧友に会いたくなりました・・・。
若い頃にあった友達と再会すると、ずっと会えてなくても、長い期間が開いたようには思えず、
気分も若い時のままに感じてしまうのは私だけでしょうか?
とても素晴らしい話しを伺う事が出来て、よかったです。
ありがとうございました。
『この度はlive takayamaにご滞在いただき、ありがとうございました。
旧友との偶然の再会、しかもあなた達はお互いが違う国にお住まいで、その上、日本旅行での再会なんて素敵です!初日に夕食にお誘いしてしまいましたが、お疲れじゃなかったでしょうか。後になって心配してしまいました。高山の後の数日間、お友達家族と楽しく旅は出来たでしょうか。色々な場所にお一人で行かれ、沢山の人との出逢いを経験することは、とても楽しいですよね。もしまた機会があれば、ぜひ、日本へそして高山へもお越し下さい。』
